リモート接続方法
目次
事前設定
Desktop VPNサーバの事前設定
Desktop VPNでリモート接続を行なうためには、Desktop VPNサーバがインターネット上の中継サーバと接続が完了している必要があります。中継サーバとの接続を確認するためには、サーバ側のPCで「Desktop VPNサーバー設定ツール」を起動し接続状態を確認します。
初回起動時では「コンピュータへのリモートアクセス時のパスワード設定の推奨」画面が表示されます。リモートアクセスする際に、パスワードを入力する必要があるように設定ができます。安全のため、パスワードを設定することをおすすめします。

「Desktop VPN サーバー設定ツール」が起動すると以下のような画面が表示されます。

中継システムとの接続が完了している場合中央の項目が「現在の状態」と表示され、接続が完了していない場合は、「エラー発生」と表示されます。
サーバPCのインターネットへの接続がプロキシを経由している環境では、Desktop VPNサーバでもプロキシの設定を行なう必要があります。
「Desktop VPNサーバー設定ツール」から「プロキシサーバーの設定」をクリックし、「プロキシサーバーの設定」画面にてプロキシサーバの設定を行ないます。「Internet Explorerの設定を使用する」をクリックするとInternet Explorerで使用しているプロキシ設定を読み込みます。

次に「Desktop VPN サーバー設定ツール」で「コンピュータID」を確認します。「コンピュータID」はクライアントからのリモート接続時に使用されるもので、任意に変更することも可能です。

DesktopVPNクライアントの事前設定
クライアント側のPCで「Desktop VPN クライアント」を起動します。

クライアントPCのインターネットへの接続がプロキシを経由している環境では、Desktop VPNクライアントでもプロキシの設定を行なう必要があります。「Desktop VPN クライアント」の画面からから「オプションを」をクリックし「Desktop VPN クライアントのオプション設定」画面を表示します。

「Desktop VPN クライアントのオプション設定」画面から「プロキシサーバの設定」をクリックし「プロキシサーバの設定」画面を表示します。
クライアントPCのインターネットへの接続環境に合わせてプロキシサーバの設定を行ないます。「Internet Explorerの設定を使用する」をクリックすることでInternet Explorerで使用している設定をDesktop VPNクライアントに反映させることができます。
リモート接続手順
クライアントPCで「Desktop VPN クライアント」を起動します。「接続先コンピュータID」にリモート接続先PCにインストールしたDesktop VPNサーバで設定した「コンピュータID」を入力し、「接続」を行います。

Desktop VPNサーバにて、ユーザ認証機能が設定されている場合は、「ユーザー認証」画面が表示されます。設定されている認証情報を入力し認証にパスすると、Desktop VPNサーバとのリモート接続が完了します。

システムモードのDesktop VPNサーバに接続する場合、Windowsログインの画面が表示されます。Desktop VPNクライアントが内部で使用しているリモートデスクトップ接続によって 接続先コンピュータ(Desktop VPNサーバがインストールされているPC)にログインを行うためです。接続先コンピュータのWindowsユーザ名とパスワードを入力して認証を行ってください。
また、「共有設定」が有効な場合、「資格情報」や「接続デバイス」を確認する画面が表示されます。設定が正しいことを確認して「はい」をクリックすると 接続先の画面が表示されます。

接続が完了すると下のサーバPCの画面がクライアントPCに転送されます。
