クライアントIPアドレスによるアクセス制御機能で、特定のIPアドレス以外からのアクセスを禁止したいのですが。
IPアクセス制御リストにネットワークアドレス「0.0.0.0」からのアクセスを拒否する設定を行うことで、すべてのクライアントからのリクエストを拒否することができます。この設定よりも優先度が高い設定として、特定のIPアドレスからのアクセスを「許可」することで、特定のIPアドレス以外からのアクセスを禁止することができます。
本設定を行うには、「IP アクセス制御リスト」画面の「ルールの追加」をクリックし、まず許可したい接続元のIPアドレスの許可ルールを設定します。「単一のIPアドレス」を選択し、「アドレス」の入力フィールドに接続元となる許可したい特定のIPアドレスを入力し、「接続を許可する」を選択、優先順位をこの後で設定する拒否ルールよりも小さい値を設定し「OK」をクリックします。
「IPアクセス制御リスト」画面に戻りますので、再度「ルールの追加」をクリックしてルールの編集画面にてその他のIPアドレスの拒否ルールを設定します。「複数のIPアドレス」を選択し、「アドレス」に「0.0.0.0」、「ネットマスク」に「0.0.0.0」を入力し、「接続を拒否する」を選択、優先順位を許可ルールで設定した値より大きい値を設定し「OK」をクリックします。
「IPアクセス制御リスト」画面に戻りますので、ここで「保存」をクリックする事で本設定が有効になります。